エビフライ?
型枠にコンクリートが入りました。
型枠の中に生コンを流したら、コードレス掃除機のような形のバイブレーターという機械を差し込み、生コンに振動をあたえて気泡を抜いていました。こうするとコンクリートの強度が増すのだそうです。なるほど・・・素人でも何となく分かります。スポンジケーキを焼いたとき、気泡が少ないと固いスポンジになる・・・私の頭には真っ先にこれが浮かびました(笑)
コンクリートバイブレーターが無い時代は、型枠をトントン叩いたり、棒をブスブス差し込んだりして作業したのだそうです。便利な機械ができましたね。
コンクリートがきれいに入ったら、お兄さんが田植えのように手際よく小さな棒を差し込んでいました。こんなちっちゃい棒にどんな役割があるのでしょう。作業中のお兄さんに聞いたら「となりに差してる長い棒より、こっちの小さい棒のほうが大事なんですよ!」と教えてくれました。
この、先にネジが付いた小さな棒。「エビフライ?」「エビピラフ?」忘れましたが、そんな感じの名前がついていました。
大事な基礎部分のコンクリートを水平に固めるため、この棒全てのネジを調節して高さを均等にし、ネジの高さに合わせてまたコンクリートを流すのだそうです。面白ーい。時間が合えば作業風景を見てみたいです。
ちなみに、となりの長い棒は基礎と土台をつなげるためのボルトだそうです。