ローコスト

立面図ができました。

    
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立面図ができました。

最近のお家は窓が小さいですね。
換気システムが良くなり、窓を開けて換気をすることが減ったそうです。昔と比べて断熱性能も上がり、大きな窓をたくさん作ると断熱効果が下がってしまうとか。

実はこの立面図が完成する前は、西面に大きな窓が3つありました。

この、ザ・昭和な窓です。だって、私(嫁)これしか知らなかったのです・・・。今まで住んできた家は、たいてい全室にこういう大きな窓がありました。ある時の家は、壁という壁、全てにこの窓がありました。明るくて、風通しも良く、開放感がある、それが特長でした。

時が経てば、窓も変わるのですね。私が考えた間取り図を見て設計士さんが選んでくれた窓は、横すべり出し窓カムラッチ、縦すべり出し窓カムラッチ、FIX窓・・・何それ~聞いたことない窓ばっかり~。昭和生まれの私、一生懸命「窓」を調べました。

横すべり出し窓カムラッチ。レバーをグイッと外側に押して開ける小さい窓なのね。え?網戸はどこ?調べろ調べろ!!どうやら、巻き込み式の網戸が内側にあるので、窓を開ける時は、レバーを押して窓を開き・・・網戸を閉める・・・。窓を閉める時は、網戸を開けて・・・レバーを引いて窓を閉める・・・なんか面倒。昭和な窓は、こんなに動作がいりません。

もっと簡単に開く窓はないの~!調べろ調べろ!!

横すべり出し窓オペレーター!ハンドルをクルクル回して開ける小さい窓ね。はめ込み式の網戸が内側にあるので、窓を開ける時は、ハンドルをクルクル回す。窓を閉める時も、ハンドルをクルクル回す。あれ?カムラッチより簡単じゃない?そのかわり、網戸は、取り外さないと開きません・・・。

網戸のお掃除をしたい時は取り外して洗えるようなので、窓を開けて換気をしたい派の私は、オペレーターを採用です。網戸が内側に固定されているのは違和感がありますが、慣れるでしょう。

FIX窓。採光と眺望が目的で、開け閉めできない窓。通称「はめ殺し」。ちょっと恐いネーミング。

我が家の場合だと、高い所や、お隣さんの窓と近すぎて開けることの無い採光用の窓に使えるのですね。開閉機能が無い分、費用をおさえられるので、使えるところには是非採用したいです。

設計士さん、大工さん、ガス屋さん、色々な方のお知恵をいただき完成した立面図。ん?謎の、北面にある一番小さい窓。ここは洗面所・脱衣所で高所用横すべり出し窓にしたはず。お年頃の長女が毎朝ヘアスプレーをまき散らすので、どうしても換気したい場所なのです。

なんと、洗面所・脱衣所に設置するガス衣類乾燥機「乾太くん」の配管が通るので、横長の窓は付けられないとの理由でした。残念、どれくらいの大きさの窓だろう。換気できるかなぁ。

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先日、お隣さんと建て替えの話をしている時に「うちの方に面する壁に大きな窓はできる?」と聞かれました。やっぱりお互い気になるのですね。「北面は『〇〇さん、こんにちは。』にならないように、小さいくもりガラスの窓がいくつかあります。」と笑って話したことでした。

最近、もっくんがトリプルガラスのCMをしていますね。1枚ガラスの窓に比べて、熱の流出を80%も抑えるそうですよ。時代はめぐります。10年後には高性能な窓ガラスが普及して、また大きな窓が一般的になるかもしれません。

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