補助金とエネファーム
古い家を解体する約1年前、我が家にガスファンヒーターがやってきました。
石油ファンヒーターを使っていた頃は、寒い庭で灯油をシュポシュポとタンクに入れ、「どっこいしょ」とヒーターにセットする日々・・・。タンクに灯油を満タン入れると結構な重さになります。
そして解体の半年前にはガス衣類乾燥機「乾太くん」がやってきました。
ドラム式洗濯機の乾燥機能が苦手な私。仕上がりの香りとか、シワシワ具合とか、乾くまでやけに時間がかかることとか・・・。雨が降ると除湿機と扇風機を使って部屋じゅうに洗濯物を干していました。
そんな姿を見かね、夫が思い切って導入したガスファンヒーターとガス衣類乾燥機。解体のため早くもお引越しです。仕事のご縁で知り合った四国ガスさんとヒワサキさんに来ていただき、取り外しの打ち合わせをしました。四国ガスのYさん・Kさん、ヒワサキのSさん、親切で素敵な方ばかりです。
親切な四国ガスさん、営業も丁寧で上手です。新築にするならと、家庭用燃料電池「エネファーム」の設置を勧めてくれました。なんと、ガスで電気を作る機械だそうです。
ガスの成分で電気を作る・・・私にはちんぷんかんぷんです。
エネファームを使うと、お得な料金プランが選べて電気代を節約でき、オール電化よりお得だとか。
何より安心なのは、災害時に停電しても最長8日間は電気とお湯が使えることです。過去の震災でも、エネファームを設置しているお宅には明かりがともり、ご近所さんをお風呂に招待できたそうです。
残るは費用の問題。便利で環境にやさしい機械を導入するには初期コストがかかります。機械代はもちろん、設置場所には丈夫なコンクリートの基礎造り、非常用コンセントの配線・・・色々と想定外の費用がかかります。慎重に決めないといけません。
日頃からお世話になっている四国ガスさん。エネファームの普及に努めています。何とか我が家にも導入できないものか、大工さんと電気屋さんにも説明をしてもらいました。大工さんと電気屋さん、エネファームの取り扱いは初めてだそうですが、専門用語が飛び交う説明会はスムーズに進みました。
都市ガスが通っている土地でないとエネファームは使えません。残念ながら、高知県内は都市ガスが通っていない地域もあります。少しずつ普及していくといいですね。
エネファームの導入には、要件を満たせば「給湯省エネ事業」で1台につき15万円の補助金が受けられます。四国ガスさんも補助金登録事業者の登録を済ませたそうです。我が家も補助金を利用して万が一に備えられるよう、前向きに検討中であります。