縁の下の力持ち
床束(ゆかづか)という、1階の床を支える鋼製のつっかえ棒がたくさん設置されました。
昔は、束石という石の上に採寸した木材をのせていたそうです。
そういえば、私の実家は土の地面の上に石、その上に木材をのせたタイプです。子どもの頃、家の外から床下をのぞくと向こう側が見えてすごく家が小さく感じられ、不思議な感覚になったのを覚えています。木材の床束があちらこちらにあり、なかにはちょっと石から木材がずり落ちている箇所もあったような。床下には割れた瓦や古い瀬戸物、瓶のかけら等が落ちていて、じーっと見ていると昔々にタイムスリップしたような気分になるのです♪
この床束、木製だと乾燥してきしみ音がしたり、湿気で腐ったり、シロアリの被害を受けるため、鋼製や樹脂製の束が開発されたそうです。
頑張って木材を支えているこの床束を見て、これが『縁の下の力持ち』の語源だろう!と思い調べました。が、全く違いました(笑)。興味がある方は調べてみてください♪