サイディング
お家の外側全体に、外壁の下地となる木材が取り付けられています。
壁といえば昔はモルタル(セメントに砂を混ぜたもの)仕上げでしたが、今はサイディングが主流だそうです。サイディングはセメントに繊維質を混ぜたもので、モルタルに比べると重さが半分以下。建物への負担を減らせて、耐震性能も上がり、断熱性、耐火性にも優れています。デザインも豊富で、工場で作られるため工期やコストも削減できます。
初めての外装選びと、サイディングの豆知識(ニチハのホームページへ)
カタログにはたくさんのサイディングが載っていて、何度もサンプルを取り寄せて家族会議を行いました。
これが大きな建物になったら、どんな色に見えるんだろう・・・。組み合わせはどうかなぁ・・・。私の想像力には限界があります(笑)。一生懸命選んだので、もう正解だと信じるしかありません。
いよいよ、壁が張られる時がきました♪
下地に金具を取り付けて、サイディングを下から積み重ねるように1枚ずつ張り付けていきます。
黒すぎず、青すぎず、いい感じのネイビーです。1日目で外壁が半分ほどできました。
2日目の夕方には、サイディングが張り終わりました。玄関ポーチは、光が反射して少しでも明るく感じるようにホワイトを採用。
ベランダは木目希望。お財布と相談した結果、ちょっと木目の明るめブラウンになりました。
来週はお天気が下り坂です。職人さんたちが遅くまで頑張ってくださったおかげで、明日コーキング工事ができます。
このサイディングの隙間をコーキングで埋めていくのですね。
サイディングは気温の変化で膨張するため、隙間を開けて張るのだそうです。橋や線路の隙間と同じですね。
橋や線路は隙間を埋めませんが、サイディングの隙間は樹脂系のコーキングで埋めていきます。ゴムのようなコーキングがサイディングの膨張を吸収して、雨水の侵入も防いでくれるのです。
外壁工事が終わったら足場シートが外されるそうです。この風景も見納めです。